この記事を読んでいただきたい方
- 飽き性を何とかしたい方
- 習慣化を頑張りたい方
- 継続することに苦手意識がある方
- 飽き性を前向きに取り組みたい方
「新しい趣味の道具を揃えたのに、結局使わずに棚の奥に…」
「健康のために始めたはずのウォーキングも、いつの間にか中断…」
「仕事の新しい企画に燃えていたのに、数日で熱が冷めてしまった…」
と飽き性に悩んでいませんか?
こんにちは!ひまじろうです。
筆者について

この記事は、私がこれまで「飽き性」として仕事や勉強をする中で、経験したことや悩んだこと、学んだことをもとにしています。
これまでの記事では、飽き性をタイプ別に分けて診断を行ってきました。


さて、今回のテーマでは、
なぜ飽きるのだろう?
という疑問を解消していきます。
飽き性って、正直、続けられる人からすると何を考えているかわからないと思うんです。
私も、さっきまでやる気が満々だったのに、どうして続かないんだろう???
と自分でも不思議に思うことが多いです。
あまりにも続かなさ過ぎて、新しいことを始めても どうせすぐ飽きちゃうんだろう、、 と思う方も多いかもしれません。
もしあなたが今、「飽き性」をネガティブに捉えているなら、それは大きな誤解かもしれません。
そういう意味でも、
- なぜ飽き性になってしまうのか
- 飽き性とはどんな特徴を持っているのか
これを知っておくと、今後飽き性として過ごしていくうえで、皆さんの役に立つと考えています!
この記事を読んでくださっているあなたの「飽き性」という特性を深く知り、
どう付き合っていくか理解することは、きっとあなたの大きな武器になるはずです。
【飽き性】の基礎知識 飽き性とは?
こんな感じで考えているあなたのために
まずは「飽き性」がどんな性質なのかを簡単に説明しますね。
「飽き性」とは一般的に「物事に飽きやすい性質」を表しますが、
最も分かりやすく言うと、
「熱しやすく、冷めやすい人」のこと
だと考えてみてください。

例えば、最近1年間の趣味や関心ごとを振り返ってみると、
飽き性の人は小さなことでも何かを始めています。
しかし、せっかく始めたとしても、すぐに興味が薄れてしまうため、
継続して何かを積み重ねるのが難しいと感じることが多いのです。
つまり、「飽き性とは?」という質問に簡潔に答えるのであれば、
「飽き性とは、熱しやすく冷めやすい人のこと」
と言えるでしょう。
この前提を知っておくと、ここから先の「飽き性」への理解がスムーズになります。
飽き性の特徴を詳しく解説
「飽き性とは、熱しやすく冷めやすい人のこと」
と簡単に説明をしたので、さらに「飽き性」って、どんなものか、もっと詳しく見ていきましょう~!
実は、この「飽きる」という感覚は、
私たちの脳の不思議な仕組みと深く関係しているんです
「飽き性」は、単なる性格の問題ではありません。
実は、私たちの脳の仕組みと深く関わっているんです。
これからの説明を要約するとこんな感じです!
- 飽きる理由は「ずっと同じことをしているから!」
- 同じことを続けていると心理的にうんざりしてくる
- 身体は新しい経験や予期しないことを察知する!
- 飽き性はポジティブな側面がたくさんある
1. 「飽きる」は身体の自然な反応
飽きやすいことを「飽き性」や「三日坊主」とよく言いますが、
具体的にどのように説明できるのでしょうか?
いやいや。実は、心理学では、
「飽きる」という現象を「馴化(じゅんか)」や「心的飽和」という言葉で説明します。
慣れると身体が反応しなくなる!

馴化:同じ刺激を繰り返し受けることで、その刺激への反応が徐々に鈍くなる現象
こんな経験はありませんか?
ほかにも、新しい香水を使い始めた時は新鮮に感じても、毎日つけているうちに自分では香りに気づかなくなる、といった経験はありませんか?
脳が同じ刺激に慣れてしまうと、新鮮さを感じなくなってしまうんです。
それが「飽きる」という感覚につながります。
同じ作業は嫌になってくる!

心的飽和: 同じ作業を延々と繰り返すことで、心理的にうんざりしたり、嫌気がさしたりする状態です。
ひたすら同じ書類をコピーする作業や、同じデータを延々と入力するような単純作業で、急に「もう嫌だ!」と感じたことはありませんか?
これが「心的飽和」ですね。
こんな感じで、
「飽きる」という感覚は、脳が常に新しい情報を求め、効率的に処理しようとする結果として生じる、ごく自然な反応なんです。
2. 「新しいもの好き」の正体は脳かも!
さっき、心や身体の仕組みから「飽きる」という感覚が起きている!
という説明をしましたが、その感覚には、
脳の「報酬系」と神経伝達物質「ドーパミン」が深く関わっています
ドーパミンの影響

私たちの脳には、快感や満足感を感じたときに活発になる「報酬系」という場所があります。
この場所が活発になると、「ドーパミン」が放出されるんです。
ドーパミンは、やる気、意欲、学習、そして快感に関わる大切な物質です!

私たちの身体は、新しい刺激や予測できない刺激に対して特に強く反応し、
より多くのドーパミンが出るというわけなんです!
なので、
人は自然と新しいものを求めています!!
この性質を「新奇探索性(Novelty Seeking)」と呼びます。
新奇探索性とは?

「新奇探索性」が高い人:常に新しい刺激を求め、慣れ親しんだものよりも、未知の体験や変化に強く惹かれやすい傾向があります。
ただし、新しい内容もずっと繰り返していると、慣れてきて、楽しい感覚が薄れてしまいますよね!
これが「飽きる」という感覚につながるんです。
脳が「もうこの刺激からは以前ほどの快感が得られないな」と判断すると、
自然と別の刺激を求めるようになる、というわけです。
こんな感じで、ずっと同じことをしているのが難しくて、
「飽き性」と認識されやすいんです!
個人差はありますけどね。
これは決して悪い特性ではありません。
新しいものへの探求心が強い、学習意欲が高い、変化に適応しやすい、
といったとてもポジティブな側面を持ち合わせているんです。
まとめ
ここまで長い間、記事を読んでいただき、ありがとうございました!
飽き性って、一見性格の問題だと思われがち
かもしれません。
けれども、「飽き性」は単なる性格の問題ではなく、
脳が新しい刺激を求め、学習し、成長していくための自然な行動かもしれません。
特に、脳の特性も深く関わっており、
これは人がいろいろな環境に適応しするために必要なチカラでもあります。

この特性を深く理解することで、
どのようにすればもっと快適に、そして効果的に物事に取り組めるか見えてくるはずです。
今後も記事で、この「飽き性」の特性を、あなたの「強み」に変える具体的なヒントを紹介していきます。
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