事務職にとって、椅子は1日の大半を過ごす「最重要の仕事道具」です。 とはいえ、椅子に10万円も20万円もかけられるわけではない。

「予算は2-3万円台。でも、絶対に失敗したくないし、すぐに買い替えるような無駄な労力も使いたくない。」

そんな執念を持つ私が、ニトリ、CAGUU、コクヨといった有力候補を検討した末に、なぜイトーキの「サリダ YL7R」に辿り着いたのか。その比較の記録をまとめました。

※2026年5月追記:90日使い倒した最終的な結論はこちらの記事にまとめました!結論から確認したい方はこちらからどうぞ。

2-3万円台で迷った「4つの有力候補」

私が購入前に、サリダ YL7Rと天秤にかけたのは以下の3社でした。

  • ニトリ(オフィスチェア(OC707 エラストマーメッシュ BK))
    • 印象: 店舗で座れる安心感は抜群。ただ、実際に仕事で8時間座り続けることを想像したとき、腰へのサポートが「リラックス寄り」に感じました。
  • CAGUU(カグー)
    • 印象: SNSで話題のメーカー。デザインが非常に洗練されていて、スペックも豪華。最後まで迷いましたが、数年後の耐久性と「老舗の安心感」を天秤にかけました。
  • コクヨ(Entry)
    • 印象: 日本のオフィスチェアの王道。2万円台でも手に入るのは魅力ですが、事務プロが求める「アームレスト機能」が少し物足りませんでした。

事務プロがサリダ YL7Rに決めた「3つの現実的な理由」

結局、なぜ私はサリダを選んだのか。それは以下の3つのポイントが、私の「事務効率」に直結すると確信したからです。

① 「イトーキ」というブランドの信頼を買う

2万円台という価格帯は、正直「当たり外れ」が多いゾーンです。 だからこそ、私は最後、日本のオフィスを支え続けてきたイトーキを選びました。「少なくとも5年はガタつかずに使えるだろう」という信頼こそが、将来の買い替えコスト(お金と労力)を最小限にするための投資です。

② アームレスト(肘掛け)の自由度

事務作業で最も腕が疲れるのは、タイピング時です。 サリダ YL7R(Rモデル)のアームレストは、上下だけでなく左右や角度も細かく調整できます。2万円台でここまで「自分に肘掛けを合わせられる」モデルは他になく、これが決め手となりました。

③ クッション座面の「安心感」

最近はメッシュ素材が流行りですが、冬の冷えや、長時間座ったときのお尻の底づき感を考え、あえてオーソドックスな「厚みのあるクッション座面」を選びました。この「普通に快適」であることの積み重ねが、午後の集中力にいい影響があります。

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ニトリと迷いに迷って、最後は「専門メーカー」を選んだ本当の理由

正直に告白します。私はニトリが大好きです。900円のスツール(あれは名作!)も愛用していましたし、ニトリの「圧倒的な実用性とコスパ」にはいつも助けられています。

ワークチェアを選ぶ際も、当然ニトリは有力候補でした。ニトリの椅子も座り心地は素晴らしかった。でも、最後の一歩で私がサリダ(イトーキ)を選んだのは、スペック表の数字ではない、「納得感」でした。

「失敗したくない」からこそ、専門メーカーの知恵を信じたかった

椅子選びで迷っている時、私の頭をよぎったのはこんな思いでした。

チェーン店路線以外の「挑戦」がしたかった

安くて良いものはニトリで十分。でも、仕事の機動力を支える一番大事な道具だけは、オフィス家具一本でやってきた老舗メーカーの「特別感」を信じてみたかったんです。

「納得できる失敗」を選びたかった

もしこの椅子が自分に合わなかった時。ニトリで妥協して後悔するより、「イトーキでダメなら仕方ない」と思える方が、自分を納得させられると感じました。

独自性が欲しかった

どこでも買える安心感よりも、自分の働く環境に「専門の道具を揃えている」という特別感が欲しかった、それはもう欲しかったです。

結果として、この「新しい選択」大正解でした。サリダに座るたび、単なる椅子以上の「よし、今日も、昨日より効率化するぞ」という覚悟が決まる感覚。これは、ニトリの安心感の中だけでは得られなかった、事務プロにとって最大の報酬でした。

もしあなたが「ニトリでも十分かな?」と迷っているなら、最後はスペックを超えて、自分の「どっちを信じたいか(買いたいか)」という直感に従ってみるのもアリですよ。その納得感が、明日の仕事のモチベーションを仕組み化してくれます。

結論:あなたが選ぶべきは?

  • ニトリ: 「まずは座り心地を試してから買いたい」という慎重派へ。
  • CAGUU: 「デスク周りのデザインを今っぽく、オシャレにまとめたい」というこだわり派へ。
  • サリダ YL7R: 「2万円台で、失敗せずに長く使える『実用的な道具』が欲しい」という、私と同じ事務プロのあなたへ。

正直、届いた段ボールを開けた瞬間、組み立てる手間も最小限で洗練されていて、勝利を確信しました。

予算を上げて、さらに上位機種(例えばYL9(上位機種))を買うのか、正直迷いました。でも実は予算を下げて満足のいくものを買うと、トラックボールマウスが買えてお釣りがくる。椅子を1段下げる勇気が、デスク全体の効率化を生みました。

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散々迷った私が、最終的に選んだ「ちょうどいい1台」のまとめ記事はこちらで確認してください。

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みっか
自他共に認める「三日坊主」な事務職。 「根気が続かないなら、道具と仕組みに働かせればいい」をモットーに、事務代行 mikka office を運営しています。 FP3級(2026年6月取得)やITパスポート(2023年9月取得)の知識を活かし、長年愛用する定番から新導入の注目アイテムまで、意志の力に頼らない効率化の仕組みを検証・発信中です。